猫にまつわる、おすすめ映画6選
「猫のストーカー」以外にどんな猫の映画が存在する?
いろんな猫の登場する素敵な映画を紹介させていただきます。

■猫の恩返し
映画「耳をすませば」のスピンオフ作品として2002年に日本で公開されたスタジオジブリ制作のアニメ映画。

ハルという少女が猫を助け、その猫は2本足で立ち日本語でお礼をして立ち去るという不思議な猫との出会いから
この物語は始まります。

猫の国の王子であったルーンという猫を助けた事で、ハルの元には猫の国から様々なものが恩返しとして送られて
きますが、そのどれもがハルには少し不必要なものばかり。 困ったハルは猫の国からやってきた猫の国の第2秘書のナトルにその事を告げると、猫の国に招待される事となり ました。がしかし、猫の国の王である猫王はハルをルーンのお妃にしてしまおうだなんて目論見が・・・

猫の国の不思議な猫達と繰り広げられる不思議なストーリーは、つい町中で出会う猫に話しかけてみたくなってし
まうような不思議な世界を垣間見せてくれる映画です。

■キャットウーマン
2004年にアメリカで公開された美しきハル・ベリーがキャットウーマンを演じた映画。

化粧品会社に勤めていたペイシェンス・フィリップス(ハル・ベリー)は間もなく発売される若返りクリームに恐
ろしい副作用がある事に気付いてしまう。
その恐ろしい事実を知りながらも発売しようとする会社の陰謀を知ってしまったペイシェンスは何者かに追われる
事となり暗殺されてしまうが、エジプトの猫神マオ・キャットの力によりキャットウーマンとなってしまう。

ミステリアスで不可解なキャットウーマンの行動を何者かによって悪用され殺人の濡れ衣と着せられてしまったキ
ャットウーマンは・・・はたしてどうなってしまうのか。

大きな陰謀に立ち向かう女性の姿と、美しきハルベリー扮するミステリアスでセクシーなキャットウーマンの姿も
見どころな映画です。

■子猫物語
1986年日本で公開された東宝制作の映画でムツゴロウさんが初めてメガホンを取った実写映画。

牛小屋の中で生まれた7匹の子猫のうちの1匹のチャトランという猫とパグ犬のプー助とが親友になり冒険を始める
事から始まるこの映画。

今では虐待まがいだと非難される意見も出るが当時としては興行収入もよかった事から、虐待だという声や物語をそう見る人も少なかったという時代背景があるのだろう。

しかし登場する動物は様々な事が起きようとも懸命に生きる姿は健気であり、チャトランとプー助の異種の間に芽
生える友情とこの地球という大地で生きる動物の命というものを改めて考えさせられる作品です。
様々色んな意見があろうとも動物の可愛い姿は見どころです。

■ねこタクシー
2010年に公開された劇場作品。

元は中学教師であったがタクシードライバーとなった間瀬垣勤(カンニング竹山)は、 家では妻の尻に敷かれ高校受験を控えた娘には馬鹿にされ、やる気のない怠惰な日々をすごしていた。
しかし勤務中に 「御子神」という名札を付けた野良猫と出会う事からこの物語は展開していく。
タクシーで出会う乗客との出会いで勤はタクシーを猫も乗務する「ねこタクシー」にしてしまい、会社と動物愛護
法に挟まれながら、奮闘していく事で勤の人生がまた光を得るかの様に動き出していく。
ダメだと言われても自分の人生に言葉にできない何かしらをもたらしてくれた猫とタクシー乗務をしたい勤はある
行動に出るのだ・・・

こんなねこタクシーがいたら是非乗ってみたいものだ。あわよくば、もふもふしまくってしまいたいとついつい妄想
してしまう猫映画。

猫の様々な表情が見どころのこの映画は、ねこ好きにもねこをあまり知らない派にもお勧めです。

■グーグーだって猫である
2008年公開の大島弓子のエッセイ漫画を原作とした映画作品。この作品ではモデルの大島麻子が主人公と なっており、飼い猫が死んでしまい書けなくなっていた漫画家が、ペットショップで出会った猫を飼う事から始ま る物語。

ペットロスで心の痛みを抱えた主人公は、新しい猫と出会いグーグーと名付けるが、ある日居なくなってしまう。
グーグーを探していた先で麻子のファンである青自と出会い、麻子と青自・グーグーの人生は新しく動き出して行くのですが・・・

人それぞれ抱える心の傷が、新しい出会いによって癒やされ心が動いていくストーリーです。
派手なアクションはないものの、心の傷を撫でてくれるようでいて少し優しいそんな映画です。

■長ぐつをはいたネコ
2011年公開のコンピューターアニメーションによる映画。

長ぐつをはいたネコのプスは孤児院で育てられたのだが、無実の罪で賞金首となり町を追われてしまうこととなる。
そんなある日、プスが人生の大半を費やして探し続けていた、魔法の豆の話を酒場で耳にしプスは盗もうと行動に移す事に。
そこで同じく魔法の豆を盗もうとしていた覆面のネコと居合わせて口論となってしまい、魔法の豆の持ち主であったジャックとジルに見つかってしまい盗むのに失敗してしまった。

そんな日々の中でプスは無実の罪の元凶となったハンプティ・ダンプティと再開し、ハンプティ・ダンプティにある話を持ちかけられる。
一旦はその話を拒否したのだが、再び町の人の信頼を取り戻し無実の罪を相殺できるのではないかとその話を受け入れるのだが・・・プスの思惑は・・・

今やコンピューターアニメーションも様々な作品が作られるようになったので、現在の作品と当時の作品を見比べ
ながら見る事も楽しみの一つといった映画です。

色んなネコが出てくる様々な映画、これを読んだアナタも素敵なネコ映画作品に出会えますように。